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喘息と合併症の気胸

喘息(気管支喘息)とは、炎症によって気管支が狭くなることにより生じる発作のことです。咳や痰、ゼーゼーという喘鳴、呼吸困難、胸の痛み、動悸・息切れなどが症状に挙げられます。喘息の患者の方は、わずかな刺激で気管支を取り囲む筋肉が収縮し、発作がおこります。

日本では、子供の人口はの5~7%は喘息持ちであると言われ、その原因のほとんどはアレルギーです。アレルゲンとなるものには、ハウスダスト、ペットの毛、ダニ、花粉、カビなどです。大人の喘息の場合、子供の頃の喘息が再発するケースもありますが、大半は成人してからの急な発症です。子供の喘息に比べて、原因が明確に特定できない場合が多いとされています。

アレルゲン以外には、タバコ、過労・ストレス、感染症、大気汚染、天候の変更などが誘因となることがあります。

喘息の合併症の一つには、気胸があります。肺に穴が開いて空気が漏れ、肺がタイヤのチューブがしぼんでしまったような状態になる病気です。

また、息切れなどの兆候は肺腫瘍の病気症状でもあります。肺腫瘍とは、肺にみられる腫瘍で良性のものと悪性のものが存在します。

良性腫瘍の場合は、特に症状は無く腫瘍が大きくなる速度も遅いです。転移することはありません。良性腫瘍であることが明らかであれば、治療を行う必要はなく、経過を観察するだけで問題ありません。大きくなったり、腫瘍ができた部位によっては、気管や気管支を圧迫して肺炎や息切れなどを起こすこともありますので、時々検査を受けることをお勧めします。

悪性腫瘍のほとんどが肺がんです。原因として最も多いのが喫煙と言われています。肺から発生したタイプと、他の臓器から転移したタイプの2種類に分かれます。また、進行が早い小細胞肺腫瘍と、ゆっくりと進行が進む非小細胞肺腫瘍の2種類に分かれます。肺がんの約85~87%が非小細胞肺腫瘍と分類されます。